観光地らしい賑やかさは必要なし。
『
温泉津』
日常生活にお邪魔さしてもらえばいいだけの事。
所々に散りばめられたハイセンス。
なかなか遊び心のある町です。
気づかへんかもしれんので、念のため。
何狙いなんかを、勝手に想像してみたり。
アルコールが恋しい人は、小洒落たバーもありますよ。
気づかんうちに写り込んでいた自分に、たった今びっくりしましたが…。
道は結構狭めなので、大っきい車の人はちょっち苦労します。
泉薬湯と薬師湯には駐車場があるので、目の前まで車で行く事ができます。
薬師湯は、みんなの知ってる銭湯に近いので、戸惑いも無く入りやすいかと。
シャワーも鏡もちゃんとありますので。
「ここの湯に勝るもんはないな〜!」
地元の人が、湯に浸かりながらしみじみと言うたはりました。
内風呂あるのに、わざわざ入りにくるんやから。
そうゆうことなんでしょうね。
僕の使い分けとしては、
体洗ったり、シャンプーする場合は、『薬師湯』。
汗を流したり、湯に浸かれればいい場合は、『泉薬湯』。
ご参考まで。
で、温泉津にはもう一つ世界遺産があります。
『沖泊』
…。
「何が?」って言いたくなるぐらい、何にも目立つもんはなし。
説明を見て、初めて見えてくる情景。
世界遺産とは、華やかなもんばかりではないようで。
今でも生活する人は居たはりますが、半分ぐらいは廃墟となってます。
石見銀山には、こうゆう場所もセットで含まれてるんですね。
所々、生活の匂いがしてきます。
銀山街道を徒歩で制覇するなら、この沖泊からスタートとなる訳です。
気ぃ使うぐらい静かなところなので、自転車はある意味正解。
トンネルで隔離された土地なので、いっそう寂しさが増しています。
この次の日が温泉津の夏祭りとゆうことで、町の人は準備に大忙しでした。
なんか、町の人がみんな楽しみにしているお祭りって、ええ感じですよね。
昔はうちの地元でもそんなんもあったな〜と。
僕が参加してたかどうかは、別の話で…。
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