予定では、出雲から自転車で向かうつもりでしたが。
面倒臭いんでやめました。
隣接の駐車場に到着し、おみやげやさんを抜けて行くと、
見えてきました。
『日御碕灯台』
出雲大社から海沿いに北に抜けるとあります。
こっちは快晴でした。
ここもまた、前述のおばちゃんに、
「東洋一の高さなんですよ。」
「灯台の上にも登れますよ。」
そんなん言われたら、観に行っとかんとってことで。
僕にとっての島根観光大使です。
現役バリバリの灯台なんで、登るんやったら登ってみてって感じです。
商売っ気はあんまありません。
相当急な螺旋階段なんで、キョロキョロしてる余裕はないです。
目の前の階段しか見えませんし。
思ったより階段の段数がありました。
てっぺんまで辿り着き、見えてきたのは、
う〜ん、いいですね〜。
天気も良くて気持ちよろしいですな〜。
高いところから眺める景色は、何とも言えませんね。
ここで、重要なことがひとつありまして。
「高いところ、苦手です…。」
完全にナメてました。
この灯台、地上から頂部まで約43mあります。
海面からやと、約63m。
4mのハーフパイプどころやないですよ。
しかも、この細い柵と狭い通路。
腰ですか?もちろん、完全に引けてました。
東洋一は、ハンパなかったです。
地面が恋しくなったんで、さっさと降りて岬をお散歩。
この先ずっと歩いて行ったら、界王様いはるんちゃうかっちゅうクネクネした道。
海から湿った風が吹いてきて、しばらく霧がでてました。
思わぬところで涼を調達。
そんな蛇の道をぐるっと一周して、駐車場に戻る。
なんか甘いものが欲しくなったんで、おみやげやさんに行ってみると、
「氷食べていき〜な。」
お店のおばあちゃんに口説かれたんで。
そのテクニックは、小声で、
「うちはちゃんと、"ええ"氷使ってるからおいしいよ。」
「よそなんかみんな、"魚用"の氷やから。」
ご近所やのに、潰し合い…。
商売って、全然甘くないですね。
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